第129回 健康情報『とろろ昆布の効能』

 とろろ昆布は美味しいだけではなく、ミネラルや食物繊維が豊富で、昔から身体の調子を整える優れものとして親しまれてきました。
とろろ昆布の大きな特徴は、食物繊維に含まれるアルギン酸とフコイダンという成分です。
摂り過ぎた糖分や脂質を、内臓に取り込まずに排泄してくれる働きがあります。
アルギン酸は高血圧の予防、血中コレステロールの抑制作用、血糖値の上昇抑制作用、便秘解消、動脈硬化の予防などにも効果がありますし、フコイダンはコレステロールや中性脂肪、血糖値の低下、肝障害の改善、抗がん作用、ピロリ菌の抑制、抗アレルギー作用などを改善してくれる大変優れた成分です。
これらの効能に加えて、とろろ昆布は水分を含んで膨張し、満腹感を促すことで食べる量を自然に抑える効果もあります。
水分を多く摂れるスープやみそ汁などに入れて食べるとダイエットにとても効果があると人気があり、テレビや雑誌などでもよく紹介されているようですね。
他にもとろろ昆布を食べ続けることで、便秘が解消された、髪の毛がつやつやになった、肌の艶が良くなったといった美容効果も報告されているようです。
ただし、1日に食べる量の目安は6g~10g程度です。
美味しくて栄養満点だからといってたくさん食べ過ぎてしまうと、胃の調子が悪くなったり、疲れやすい身体になってしまいます。
また、甲状腺機能を低下させる可能性もありますので食べ過ぎにはくれぐれもご注意ください。


2019年11月01日