第61回 健康情報 『お風呂の熱中症』

 「熱中症」と聞くと夏の暑い時期の病気と想像する方も多いのではないですか。
しかしこの寒い冬でも「熱中症」にかかるケースが出てきているようです。

昨年末に大阪で80代のご夫婦が入浴中に亡くなったというニュースは記憶に新しいのではないでしょうか。
直接の死因は溺死ということですが、原因は入浴中に「熱中症」にかかり、意識を失って溺れてしまったという発表がありました。
このように冬でも浴室内で起こりうる「熱中症」には十分に注意が必要であるということです。

特に熱いお湯に浸かる人は要注意です。
42度以上の湯船に浸かると「熱中症」の危険度が増すようです。
「ヒートショック」のように直接、心筋梗塞などを引き起こすことはないようですが「熱中症」を起こすことで、浴槽内で失神してしまい溺れてしまうということです。

今まで「ヒートショック」が原因ではと言われてきた、半数はもしかするとこの「熱中症」が原因だったかもしれないそうです。
42度以上の湯船に浸かって亡くなったケースは全体の8割だったということで、熱いお湯は避けたほうが賢明でしょう。
高齢化社会が加速する中で、自分の身の安全は自分で守るしかありません。
「自分は大丈夫」という過信が危険ですので十分注意して下さい。


2017年01月01日